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■39666 / inTopicNo.1)  正整数mに対してgcd(r,m)≠1であるようなrについては
  
□投稿者/ megu 一般人(1回)-(2009/10/14(Wed) 06:47:12)
    「一般に正整数mに対してgcd(r,m)≠1であるようなrについてはp≡r (mod m)であるような素数pはmの約数だからそのようなpは有限個である」

    と説明されているのですがどうしてか分かりません。
    d:=gcd(r,m)とするとd=lr+nm (l,nは整数)と書けますよね。
    更にp≡r (mod m)よりp=r+mt (tは整数)と書けますね。

    よって d=l(p-mt)+nm=lp+m(n-lt)=lp+dm'(n-lt) (但し,m=m'd)
    で lp=d(1-m'(n-lt))だからp|d(1-m'(n-lt))までは分かったのですが。。
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■39667 / inTopicNo.2)  Re[1]: 正整数mに対してgcd(r,m)≠1であるようなrについては
□投稿者/ らすかる 大御所(686回)-(2009/10/14(Wed) 10:58:41)
http://www10.plala.or.jp/rascalhp
    p>mだとするとそのpはm以下であるgcd(r,m)で割り切れるわけですから
    素数ではないですね。
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■39669 / inTopicNo.3)  Re[2]: 正整数mに対してgcd(r,m)≠1であるようなrについては
□投稿者/ WIZ 一般人(21回)-(2009/10/14(Wed) 13:41:22)
    d = gcd(r, m)ならば、r = Rd, m = Mdとなる整数R, Mが存在し、gcd(R, M) = 1です。
    gcd(r, m)は自然数であるとすると、gcd(r, m) ≠ 1から、|gcd(r, m)| = |d| ≠ 1です。

    tを整数として、p = r+mtとすると、p = (R+Mt)*dとなります。
    pは有理数の整数の素数ですから、その約数は±1か±pです。
    p = (R+Mt)*dかつ|d| ≠ 1より、|R+Mt| = 1かつ|d| = |p|でなくてはなりません。

    |d|もdもmの約数ですから、|p|もpもmの約数です。

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■39672 / inTopicNo.4)  Re[3]: 正整数mに対してgcd(r,m)≠1であるようなrについては
□投稿者/ megu 一般人(3回)-(2009/10/14(Wed) 23:14:32)
    どうもありがとうございました。

    素数と性質が使えましたね。なるほど納得です。
解決済み!
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