漸化式タイプ5の解法
 漸化式タイプ5: a n+1 =p a n +(nを含む式) a n の求め方 最終更新日 2003年9月10日
数式を正常に表示するにはMathPlayerのインストールが必要です。詳しくはホームページを見てください。

n を含む式)をf (n) とおく。

1.f (n) −f (−1) =d (:定数)となる場合
a n+1 = p a n + f( n ) ) α = p α + f( n1 ) ¯ a n+1 α = p( a n α ) +d

a n α= b n とおくと

b n+1 =p b n +d  タイプ3の形になる。 b n 求め方はタイプ3を参照

a n = b n α

2.f (n) =rf (−1) (r :定数)となる場合 

両辺をf (+1) 割ると,

a n+1 f  (n+1) =p a n f  ( n+1 ) + f  ( n ) f  ( n+1 )
a n+1 f  (n+1) = p r a n f  ( n ) + 1 r    ( f  (n+1)=rf  (n) )
a n f  ( n ) = b n とおくと,

b n+1 = p r b n + 1 r タイプ3の形になる。 b n 求め方はタイプ3を参照

a n =f( n ) b n

3.その他の場合

a n を 具体的に書き出す推定証明 の手順で求める。証明には帰納法を使うとよい。

 
 
© 2002 Crossroad. All rights reserved.