行列の加法・減法・実数倍
 行列の加法・減法・実数倍 by 数学ナビゲーター 最終更新日 2004年6月27日
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行列の和,差,実数倍は,成分どうしの和,差,実数倍をひとまとめにしたものであるから,数の計算と同じように,つぎの計算法則にしたがう。
ただし, A B C は行列, k l は実数である。

(i) A+B=B+A 交換法則
(ii) (A + B) + C = A + ( B + C )        結合法則
(iii) k (l A) = (k l) A
(iv) (k + l)A=kA+lA
(v) k (A + B) =kA + kB
 
 成分がすベて0である行列を零行列といい, O で表す。また, ( 1 )A A で表す。するとさらにつぎの計算法則にしたがう。
(vi) A+O=A  
(vii) A+( A )=O  

 

教材作成協力者:江見圭司

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数学C行列の公式



 
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