媒介変数表示における導関数
 媒介変数表示における導関数 by 数学ナビゲーター 最終更新日 2003年7月14日
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x=f( t ) y=g( t )  と媒介変数で表すことのできる x の関数 y がある。このときの, dy dx  を求める。

x=f( t )  を t に関して解いて t=r( x )  が得られたとする。すると, y=g( r( x ) )  と表すことができる。

dy dx = lim h0 g( r( x+h ) )g( r( x ) ) h
ここで, h=Δx=f( t+j )f( t )   ( j=Δt ) である。
= lim h0 { g( r( x+h ) )g( r( x ) ) r( x+h )r( x ) · r( x+h )r( x ) h }
ここで, r( x+h )r( x )=j  とおくと, r( x+h )=r( x )+j=t+j  となる。また, h0  ならば j0  となる。 よって,
= lim j0 { g( t+j )g( t ) j · j f( t+j )f( t ) }
={ lim j0 g( t+j )g( t ) j }·{ lim j0 1 f( t+j )f( t ) j }
= g ( t ) f ( t )   微分に関する基本式を参照
= dy dt dx dt

 

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