【利用上のポイント】
関数の積の積分において,その一方が微分すると簡単になるときに有効である。
部分積分法を使った計算例は,ここにいくつか掲載している・
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数学IIIC,積分に関する公式,積分の計算手順,いろいろな関数の微分,関数の積の導関数
【部分積分法の公式の導出】
{ f(
x )g(
x ) }
′ = f
′ ( x
)g( x
)+f(
x ) g ′
( x )
の両辺を積分し,式を整理すると,
∫
{ f(
x )g(
x ) }
′ dx
=∫ {
f ′
( x )g(
x )+f(
x ) g ′
( x )
}dx
f(
x )g(
x )=∫
f ′
( x )g(
x ) dx+∫
f( x )
g ′ (
x )dx
∫
f( x )
g ′ (
x )dx
=f( x
)g( x
)−∫
f ′ (
x )g(
x ) dx
となり,部分積分法の公式が求まる。
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