センター試験 2002年度 本試験 数学II,数学B 第1問 解答
 センター試験 2002年度 本試験 数学II,数学B 第1問題[1]の解き方 最終更新日 2004年3月31日
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(1)
sinとcosの角度が等しいので,合成公式を用いると f( θ )  をsinの関数として表すことができる。

 
f( θ ) =sin( aθ )+ 3 cos( aθ ) = 1 2 + ( 3 ) 2 sin( aθ+60° ) =2sin( aθ+60° )

(2)
  f( θ )=2sin( aθ+60° )=0  より,

aθ+60°=180°×n  ( n は整数)  

となる(三角関数のグラフを参照)。よって,

θ= 180°×n60° a  

θ>0  より  180°×n60° a >0

a>0 なので 180°×n60°>0  →  n> 1 3  となる。

これらのことjから, f(θ)=0  を満たす正の角 θ  の うち
最小のものは n=1 のときで,

θ= 120° a

となる。小さいほうから数えて4番目と5番目のものは, n=4 n=5 の場合で,

θ= 660° a θ= 840° a  

となる。 

(3)
  0°θ180° の範囲で, f(θ)=0  を満たす θ  がちょうど4個存在するためには,

660° a 180°< 840° a

でなければならない。下図参照。 

よって, 

11 3 a< 14 3

となる。 

 

 

 
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