センター試験 2002年度 本試験 数学II,数学B 第2問 解答
 センター試験 2002年度 本試験 数学II,数学B 第2問題の解き方 最終更新日 2004年3月31日
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(1)
( a,1 ) を中心とした円が x  軸に接するということは,円の半径は1である。 (下図参照)

よって,円の方程式

( xa ) 2 + ( y1 ) 2 =1  ・・・・・・

となる。

(2)
Pにおける C 2 の接線 の傾きはPにおける C 2 微分係数である。

f( x )= 1 2 x 2   とおくと,導関数は, f ( x )=x  となり,微分係数は f ( b )=b

よって,接線の傾きは b  となる。

したがって,接線 の 方程式

y=b( xb )+ 1 2 b 2 y=bx b 2 + 1 2 b 2 y=bx 1 2 b 2

となる。

Pを通り, に直交する直線 m の傾きを a とすると,

b·s=1  より, s= 1 b  となる。よって,直線 m の方程式は,

y= 1 b ( xb )+ 1 2 b 2

y= 1 b x+ 1 2 b 2 +1  ・・・・・・

となる。

 

(3)
  C 1 の中心が m 上にあるので x=b y=1 を代入すると,

1= 1 b a+ 1 2 b 2 +1

の方程式が成り立つ。これを解くと,

1 b a= 1 2 b 2

a= 1 2 b 3  ・・・・・・

となる。

さらに, C 1 がPを通るので,Pの座標 ( b, 1 2 b 2 )  をに代入すると,

( ba ) 2 +( 1 2 b 2 1 )=1

となる。これにを用いて a を消去すると,

( b 1 2 b 3 ) 2 +( 1 2 b 2 1 )=1 ( b 2 b 4 + 1 4 b 6 )+( 1 4 b 4 b 2 +1 )=1 1 4 b 6 3 4 b 4 =0 1 4 b 4 ( b 2 3 )=0

となる。 b>0  より,

b= 3

となる。またより,

a= 1 2 ( 3 ) 3 = 3 3 2

となる。このとき, C 1 C 2 の様子は下図のようになる。

点Pの座標は ( 3 , 3 2 ) ,円の中心座標は ( 3 3 2 ,1 )

直線 x 軸のなす角を θ とすると,直線 の傾きが 3 (問題(2)を参照) なので,

tanθ= 3 θ=60°

となる。求める面積は上図の灰色の部分になる。この部分を下図にように分解して面積を求る。

s1 は積分を用いて求める。

s1 = 0 3 1 2 x 2 dx = [ 1 6 x 3 ] 0 3 = 1 6 ( 3 ) 3 = 1 2 3

s2 は台形の面積である。

s2 = 1 2 ( 3 2 +1 )( 3 3 2 3 ) = 1 2 · 5 2 · 3 2 = 5 3 8

s3 は半径1,中心角120°の扇型の面積である。

s3 =π· 1 2 · 120° 360° = π 3

よって,

s =s1+s2+s3 = 1 2 3 + 5 3 8 π 3 = 9 3 8 π 3

 
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