三角関数からなる方程式の解き方
 三角関数からなる方程式の解き方 by 数学ナビゲーター 最終更新日 2004年7月19日

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三角関数の種類,角を統一を図る
    
例えば, sinx だけから構成されるように式を変形する。

変形に用いる式

三角関数の相互関係
加法定理
   以下の3公式はすぐに加法定理より求めることができるようにしておこう。

2倍角の公式   ,3倍角の公式,  積和の公式
関数の種類,角の統一  OKNG
関数の種類,角の統一ができた場合
三角関数の置き換えをする。(例) sinx=t    ( 1t1 )
  置き換えた変数の範囲に要注意
後は,一般の方程式の解き方でよい。
関数の種類,角の統一ができなかった場合
三角関数の積=0 の形にもっていく。
変形に用いる式
和積の公式合成公式
関数の周期性,変数の範囲に注意して解を求める。
(例) sin( ax+b )·cos( cx+d )=0 sin( ax+b )=0  or  cos( cx+d )=0

因数分解による方程式の
解き方に相当する。

 

【関連ページ】
数学II

 

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